従来の早漏、遅漏、勃起不全などの性機能障害を治療する方法は、身体の性器に直接はたらきかけるため、男性の性機能障害を治療するときにむしろ無意識では逆効果が発生して、ストレスが大きくなり心理障害が発生する副作用が現われます。

従来の性機能障害の治療方法には、大きく3種類に分類され、ほとんどの治療法がこのどれかに該当します。

- 性器の刺激法

- 性器&神経の手術法

- 薬物の服用方法

性器の刺激法には様々なものがあります。性器のマッサージ法、自慰の方法、小便を止めて我慢する方法、射精を意図的に遅らせる方法など様々なものがあります。このような刺激法は、身体である性器に直接刺激を与えて、性器の感覚を活性化(または減少)させることです。男性が一人でできる方法なので多くの人が試す方法でもあります。

また、性器の手術法としてはペニス増大手術、神経遮断手術など性器に手術を施す場合があり、薬物を服用して性器の血流を改善したり、男性ホルモンの作用を促したり、中枢神経を刺激して興奮させたり、脳を刺激して興奮を誘発するなどの薬物を服用する方法もあります。

これらの方法はリラックスでき気分が良くなり、場合によっては早漏が改善されたり勃起力が良くなるケースもあります。男性性機能障害を治療する方法として多く使われ、直接性器を作用させることが目的です。

しかし、これらの方法には深刻な問題があります。これを知らないと、男性には取り返しのつかないストレスとなり、治療もできない心理障害が発生します。

様々な方法で早漏改善または勃起力向上などを達成することは悪いことではありませんが、これに伴う問題を正確に知って予防できるし、問題が発生したときは直ちに治療ができるようにしなければなりません。つまり、フォロー対策を用意してから実行しなければなりません。

これらの方法の深刻な逆効果は男性の無意識に問題が生じるということです。

性機能障害があるということは、ストレスが継続してはたらいているという意味です。このストレスを取り除く方法は物理的な方法ではなく心理的な方法でこそ可能ですが、物理的な方法を用いるとストレスはさらに大きくなり強迫と抑圧が大きくなります。つまり身体の性器は、男性にとって最も敏感な感覚を持つ部分ですが、この感覚を刺激するとストレスが大きくなり、反対給付として性欲が生まれるのですが、この性欲が早漏改善または勃起力向上として現れるのです。

しかし、ストレスが大きくなって性欲が生じるのは心理障害が発生する原因です。

これによって男性はそれ以上は自分の価値追求のための情熱は重要視せずに、早漏改善と勃起力向上を達成しようとする強い性欲によって、快楽だけを追求する心理障害が発生するのです。

これはまるで性機能障害が治療されたように見えますが、実際は心理障害が発生して現れる性欲にすぎません。つまり情熱よりは快楽を追求する男性に転落するのです。

これらのすべての現象は無意識で起こるものなので、意識的な思考や記憶では認識することができません。そのために男性自身も自覚ができないので、自分にどんな問題が起きているのか認識することもできません。当然問題の解決方法もありません。このような逆効果はとても深刻です。

このように、既存の性機能障害の治療法は、心理的に深刻な副作用を伴うため、性機能障害が治療されようが治療されまいが、ストレスが大きくなる深刻な逆効果があります。 場合によっては心理障害が発生してセックスの快楽だけを追求して、体と心が壊れ唯一快楽のためだけに生きる人になります。

したがって、既存の性機能障害の治療法が体と心にどのような影響を及ぼすのかをよく理解して、心理治療の方法を知っている状況下で、一時的な効果を最大化するために使用することが求められます。特に、人間の心と心理がはたらくメカニズムを正確に知っていないと、このような方法はとても危険な副作用が発生して、むしろ逆効果なのです。